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初めての優勝旗

3月23日(日)
全日本小学生福岡県大会太宰府市予選。

1月の雁ノ巣の大会で今のチーム状態を思い知らされてから2ヶ月。
まずはここを目標に一からやり直してきた。

失ってしまった何かを取り戻すために…
緩めてしまったものを締めなおすために…
毎週のように出かけ、練習試合をお願いしていろんな経験を一から積んできた。
選手にも『昨年みたいに来年があるわけではい。』と口酸っぱく言ってきた。
インフルエンザや怪我により決して順調に来た2ヶ月ではなかったが、
チョイ悪わんぱく軍団がこの日は最高のパフォーマンスを見せてくれた。

3試合、今できることを一生懸命やって 優 勝 !!

そして初めての優勝旗を選手が自分たちの力で手にした。
もちろんコーチ陣、お母さん達も一丸となりみんなで手にした。

20140323-1.jpg


初戦は通古賀・榎寺さんの合同チーム。
久しぶりの公式戦、とにかく気持ちを高めるだけ高めて臨みました。
そして、選手たちが今年の目標に掲げた『どんな相手にも、いつものプレーで…』を
するよう指示を出して…
選手一人一人が自分の役目を全うし最後まで緩めることなく勝利。

準決勝は太宰府西さん。
一つ一つの基本プレーは都府楼より上。
ミスも少ない。
練習試合でもやられている。
この大会は当日抽選だったため、初戦の相手として大いに選手には意識させてきた。
試合前には初戦よりもひとつギアが上がった。
初回に2点先制。これで流れをつかみ、2回に相手のミスもあり3点。
その後は出塁すら難しかったが、一度も流れを渡すことはなかった。
この試合、攻撃陣も素晴らしかったが、寛太がすごかった。
ブレーキを無くした暴走特急。
もっと言えば鬼神と化していた。
一球一球腹の底から声をだし、まるでライオン。
(普段は気まぐれで手のおえないネコだが…)
次の試合の事も心配したが、あいつの気持ちがさめるようなことはしたくなかった。
終わってみればノーヒットノーラン。無四球。
監督の目から選手として、目を細める内容。
親の目から息子として、目が熱くなる姿だった。
(毎試合頼むよ…)

そして決勝は東ヶ丘さん。
昨年の夏のことは一切忘れて、練習試合でやられた借りを返すつもりで臨んだ…
ところが初回のチャンスを生かせず、逆に2点を先制され、
流れをあっという間に持っていかれ重苦しい展開。
4回表、この日リードオフマンとして、扇の要として、そしてキャプテンとして
チームを引っ張ってきた雄大が痛烈な一発を放ち一打で同点とした。

ようやく五分に。
5回表、相手のミスもあったが2点を取って最後の守り。
ここを守り切れば。というところで同点に追いつかれ、なおも1アウト2,3塁。
見ている方はほんと息苦しかったが、ここから選手たちはよく踏ん張った。
ピッチャーゴロでツーアウト。
そして最後は望夢のグラブの中に…
なんとか持ちこたえてタイブレーク。
緊張のせいか?心南が送れなかったが、成梧が四球を選んで
雄大がここでも長打。寛太も三遊間をぬいて3得点。
その裏、都府楼の名手、真郷がさばいて、雄也が練習通りにやって
最後はエースが三球三振でしめて熱戦をものにした。

この試合の勝利で優勝となった。優勝旗を手にすることができた。
それもチームにとって非常に大きいが、
それよりも大きな物を…大切なものを…つかみかけたかもしれない。
試合の中で自分のミスを悔やみ、悔し泣きする選手がいた。
僕は『試合中のミスはみんなでカバーしろ』と言い続けているが、
それを言葉に出す選手はいない。まして時に崩壊させてしまうあいつもいる。
この試合中もガタガタになりそうな時間があった。
でも、踏ん張った。

寛太は1点もやらないつもりでマウンドに上がったがいきなり2失点。
ぶつぶつ言うかと思えば、涙をためてふてくされ気味。
最悪のパターンが頭をよぎった。
でも投球は全力。なんとかかんとか試合を作る。
雄大には荷が重いかもしれないが、キャプテンだし女房役だし
『ああいう性格だから何とかしてやれ』と声をかけた。
すると一発ぶちかましてくれた。雰囲気を戻してくれた。

初回足が動かず、ミスをした望夢。次の守備機会でも足が動かない。
たまらずベンチに引っ込める。
ベンチで涙・涙。
途中で戻すつもりではいた。
5回の攻撃で戻すタイミングがきた。
ミスを取り返そうとフルスイング。
結果はセンターフライだったが、気持ちのこもった打球を
チームメイトも感じていた。
どういうわけだが5回の最大のピンチの締めくくりは望夢のグラブの中。

5回裏のピンチを招いたのは都府楼の名手真郷。
なんとか凌いだ次の攻撃で打席が回る。
雄大の後に続こうと、ミスを取り返そうと
そういう思いで打席に向かったが、思うような結果ではなく
ベンチで涙・涙。
次打者寛太に一言。『真人の分も打ってやれ』
するとこの回3点目となるレフト前ヒット。
最後の守り先頭打者のショートゴロをいつものようにしっかりとさばき
ダブルプレーにとった。

選手たちにはそんなつもりはなかったかもしれない。
ただただ必死なだけだったかもしれない。
でも不思議な巡り合わせを感じた。
こんなことは口で言ってわかるものではない。
が、この試合を通して何かを感じたかもしれない。
すぐに変わるとは全く思わないが、
少しだけ、ほんのちょっとだけ大切なものを目にしたかもしれない…


大きな大きな財産となる1日でした。

20140323-3.jpg

チョイ悪わんぱく軍団、優勝おめでとう。


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